ホッケンミー注文事件の後、マリーナ・スクエアの外に出てみると、さっきまでが嘘のように雨があがっていました。
これは引き続きの活動のチャンス!

もともと行くのを予定していたシンガポール・フライヤー(マリーナベイのシンボル的な観覧車)は、ガイドブックによると最終入場が22:15です。

うん、今からでも間に合う!
地図でも近そうに見えたので、ここから歩いてシンガポール・フライヤーに向かうことにします。

しかし、近いようで意外とすんなり辿り着けない。

マリーナ・スクエアを普通に出ると、マリーナベイに近い方じゃない道側に出るのです。
地図で見ると「ラッフルズ・ブールヴァード」という通りらしいですが、その通りをシンガポール・フライヤーのある方向に進んでも、なぜか素直につながっていない。

なんだかよく分かんないけど、遠回りでも行きやすい道を行く方が良さそうだ。
そう考えて、一旦マリーナベイに近い方の道「ラッフルズ・アヴェニュー」に出てから向かうことにしました。

ちなみにシンガポールは、わりとどこも通りに1個1個名前がついていて(上記の他~・ロード、~・ストリートなど)、迷ったときに今自分がどこにいるか、どの名前の通りを目指すかを地図と突き合わせるのがやりやすいです。
この辺も観光者向けだなぁと感じるところでした。


そして、テクテクと歩いていく途中。発見したのです!

「あれ、F1のコースの縁石じゃね?」

旦那が指差す方を見ると、確かに赤と白の縁石らしきものが!
あと色塗りされた舗装部分に、スポンサー企業名も見て取れる!

「うわぁぁぁ~.。゚+.(・∀・)゚+.゚!!!」

f1_course
(まさに縁石!!)


そのテレビで見たことある感バリバリの縁石に、思わず興奮してしまいました。
そうです。これは紛れもなくF1シンガポールGPのマリーナベイ・ストリート・サーキットのコースの一部です。

F1はもともと旦那が好きで昔からよく見ており、そのうち私も影響されて好きになってしまったという経緯があり。
でもコースの実物を見て自分がこんなにテンションあがるとは思わなかったです(笑)


f1_course2
(もういっちょ!普通に車が行き交う道路に突如現れた感!!)


そんなこんなで、完全に本題を外れて私たちはF1コースの名残りを追いかけて進みました。
でもシンガポール・フライヤーってマリーナベイ・サーキットの最終コーナーのところにありますからね、方向はあながち逸れてはいないのです。

そして見えてきたのは、ピットレーン入口!

その入り口に入る前の減速によるものと思われるタイヤのブレーキ痕!

ここに本当にF1マシンが毎年走っているんだと実感しました。
そしてテレビでしか見たことのない、シンガポールGPのマリーナベイ・ストリート・サーキットの舞台に今まさに自分が立っているということも。

あれ?
私ってこんなにF1好きだったかな?
自分の意外性に気付きそう思った一幕でした。


f1_course3
(最後にピットレーン入口と最終コーナー立ち上がり!ちょっとピンボケ)


ここまで来て、さすがにそろそろシンガポール・フライヤーに行かないと時間的にマズイってことになって、F1気分もさながらに乗りに行くのでした。

続きは次回。